ぼくVS虫歯

どうもタジロです!!

今日は4年ぶりに歯医者へ行ってきました!

 

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行こうと思ったきっかけは、

 

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「歯が特に痛くなくても、一年に一回くらいは歯医者の検診に行ったほうがいいよ」

という母の一言でした。

 

確かにしばらく行ってないし、年内に治せる虫歯があれば直してもらおうかなーと思い歯医者の診察を予約しました。

 

予約日当日‥

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歯科助手の方

「歯の痛みなどがあれば教えてください。」

 

ぼく

「右の上下の奥の歯がたまに痛む気がします」

 

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歯医者の方

「右の上下の奥歯、なるほど!では、全体的に見ていきますね!!」

 

 

心の中のぼく

「日頃から歯ブラシはしっかりしてるし、虫歯があったとしても右の上下のやつだけやろな笑」

 

 

歯医者の方

「わかりました!虫歯の写真撮りました!見てください!」

 

 

心の中のぼく

「きたきた!」

 

 

歯医者の方

「これこれとこれとこれとこれとこれですね!あとこれも!!」

 

 

 

そう言って大量の虫歯の写真が見せられた。どの歯もTHE虫歯という感じに濁った色で自分でも驚くほど虫歯だった。こんなにグロテスクなものが自分の歯であると認めたくなかった。だが紛れもなくそれは私の口の内側についているものだった。

 

 

ぼく

「‥‥‥‥。」

 

 

 

その後、一本だけ歯を治してその他の歯は次回の治療に持ち越しとなった。そして、現在は年末、もう今年の診察の予約はいっぱいなのである。結果、次回の治療は一月の初めの方となった。私はそれまでこの虫歯たちとしばらくの間共存しなければならない。寝る時も、お風呂に入っている時も、もちろんご飯を食べている時も。私の一番近くにいる存在は家族だと思っていた。母や父だと思っていた。だがそれは違った。私の一番近くにいたのは虫歯だった。

 

 

 

そして、私の身に異変が生じ始めた。

 

 

 

 

なんだか、歯が痛いように感じる‥

 

 

 

 

 

 

 

もちろん歯が痛いのは当然なのだ「虫歯」なのだから。だがこの痛みは歯医者に行くまではなかったものだ。私が大量の虫歯の存在に気づいてしまったばかりに、「虫歯というものは本来痛くなければならない」そう伝えるかのように一本一本の虫歯が主張し始めたのだ。しかも、なんとなくやんわりと伝えてくる。

 

 

 

「なんか痛い気がする」と‥

 

 

 

 

きっとご飯を食べる際、私は食べ物を口に運び、噛みしめるたびに思うのだろう。

 

今私はあの虫歯の咀嚼しているのだと。

                                 (END)

 

 

 

 

 

 

 

 

ps.みんなもマジで年に一回は検診行ったほうがいいよ(笑)。